「お客さまの目に触れる すべて」をつくる仕事
- WEST デザイン・チームリーダー
-
宮野 愛子
Miyano Aiko
-
PROFILE
プロフィール -
1985年大阪府生まれ。多摩美術大学でグラフィックデザインを学ぶ。
2010年デザイナーアシスタントのアルバイトとして入社。半年後、正社員に。
「TRATTORIA AL POMPIERE」の新規立ち上げのデザインや、既存店舗のメニュー撮影、デザイン、食器のセレクトまで、お客さまの目に触れるすべてのモノに携わっている。現在は「TOOTH TOOTH」ブランドを中心に、様々なブランドを担当。
“モノ”がとにかく好き。特にパッケージデザインが好きで、休日にはデパートをハシゴしてお菓子フロアのパッケージをひたすら見て回ることも。
入社のきっかけ
「様々なブランドのデザインに関われることが楽しい」
正直なところ入社時「ポトマック」のことは知らず、求職中に「モノづくりをしたい!」と思って仕事を探していたら、たまたまポトマックのデザイナーの求人を見つけて、まずはデザイナーアシスタントのアルバイトとして入社しました。
アルバイト期間中は、先輩デザイナーのサポートや店舗への制作物の納品などからスタートして、半年後に正社員に。
ポトマックで働く人たちの楽しむことへの貪欲さや、若いスタッフはもちろんですが、意外にも長く勤めている社員ほど、社長を筆頭に、いきいきと楽しそうで、自分もこの空間で働き続けたい!と思ったのを覚えています。
先輩に付いて仕事の一部を任せてもらううちに、自分で担当店舗を持つようになり、現在は様々なブランドを担当しています。
独り立ちしてからは、デザインはもちろんですが、スケジュールの管理も全て自分で行うので、担当する店舗が増えてくると正直大変です。それでも、テイストの異なる様々なブランドのデザインができるのは、すごく楽しいです!
ポトマックには数多くのブランドがあるので、今後はまだ担当していないブランドにも関わっていきたいです。
キャリア
「デザインするだけじゃないのが、ポトマックのデザイナー」
大学でグラフィックデザインを勉強していましたが、ポトマックに入社したら、想像していたデザイナーの仕事内容を遥かに上回る幅広い内容で、本当にいろいろな経験をさせてもらっています。
これまでグラフィックデザインって、パソコンの画面上で平面のものをつくるという認識でしたが、ポトマックのデザイナーは、店舗に出向いて自らメニュー写真を撮ったり、店舗で使う食器のセレクトやディスプレイのデザイン、イベントで使用する備品などの見え方も考えます。
新店舗のオープンの際には、内装・看板のデザインや、テーブルや椅子といった家具のセレクトまで担当することもありますし、「お客さまの目に触れるすべて」をつくらなくてはいけなくて。
一般的なデザイン事務所よりも業務の幅が広いと思いますし、その分大変なことも多いですが、インハウスデザイナーならではの魅力ですね。
これからについて
「各々の「得意」でお互いをサポートできるデザイナーチームに」
以前は、担当店舗の店長やシェフ、スタッフが喜んでくれる仕事をしたい!と思っていましたが、最近は少し変わってきました。例えば新店オープンの時って、店舗のマネージャーやシェフと話し合って進めていくことが多いので、デザインチームの中で、担当店舗ではないお店のデザインについて意見交換することがほとんどなかったんです。
ですが、お客さまの目線や、直接担当していない立場からの意見も必要だと思い、他のデザイナーとも意見交換をして、それぞれの「得意」を出し合って作業を進めていくようにしています。
デザイナーも、それぞれスキルも経験も違う人材が集まっているので、これからは各々の「得意」でお互いをサポートし合って、より良いものを作っていきたいですね。
ポトマックの理念
入社当初は、周りがくれる刺激が新鮮で楽しくて「ENJOY」させてもらっていましたが、
時間が経過して、今では自分から好きなものを見つけて、掘っていくことが「ENJOY」だと感じています。
それはプライベートでも意識していて、例えば、仕事でのモノづくりは常に自分の好きなテイストを取り入れられる訳ではないので、その発散ではないですけど、アクセサリーを作ったり、ミシンで服を作ったり、趣味で自分の好きなものを作る時間を持つようにしています。
他にも気になったことなど情報をストックするようにしていて、受身だったのが積極的に自ら動くようになって、ますます仕事が面白くなりました。