いつかゼロから ブランドをつくってみたい
- クリエイツ メニュー開発・セクションリーダー
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佐藤 康博
Sato Yasuhiro
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PROFILE
プロフィール -
1981年大阪府生まれ。大学卒業後、大阪あべの辻調理師専門学校に進学し、カフェコースで調理やサービスまで幅広く学ぶ。2015年に新卒で入社し東京に配属。恵比寿「TOOTH TOOTH」、横浜「バルバラアターブル」、大宮「バルバラスイータブル」を経て、2010年新宿「マダムシルキュ」(2012年閉店)に異動しサブマネージャーに昇格。その後、アリガッツグループの「こなな」「ココノハ」などのメニュー開発担当に抜擢され、現在は様々な案件のメニュー開発を行う。
パンケーキが大好きで、国内外問わず食べ歩くほど。吉川晃司を心の師と仰ぐ、大のゲーム好きで、最近1児のパパに。
入社のきっかけ
「遠回りしたけど、諦めきれずに食の道へ」
元々料理に興味があったので、高校卒業後は調理の専門学校に行きたかったんですが、親の勧めもあり、大学へ進学しました。
大学時代はずっと飲食店でアルバイトをしていて、卒業後の進路を考えた時に、飲食の現場ではなくても良いから食品に関わる仕事をしたいと思い、
商品の流通を学ぼうと、京都のスーパーマーケットに就職が決まっていたんですが、
最終的にはやはり料理を勉強することを諦めきれず、専門学校に進学しました。
カフェコースを専攻したので、調理の他に、コーヒーなどのビバレッジやサービスなど幅広く学びました。
ポトマックを知ったきっかけは、専門学校の就職課で紹介してもらった会社の中の一つだったんですが、
総料理長がOBだったこともあり、特に気になっていましたね。
神戸本社で面接を受けてみると、東京で働いてみないかという話をいただいたんです。
それまでは東京で働くなんて考えてもいなかったんですけど、新しい環境で働くことにも興味がわいて、ポトマックに入社を決めました。
キャリア
「「チェーン店」でもここまでできるってことを届けたい」
入社後は東京の「TOOTH TOOTH」「バルバラアターブル」「バルバラスイータブル」を経て、「マダムシルキュ」でサブマネージャーに昇格し、初めてスタッフを統括するポジションに就きました。
仲間とのコミュニケーションの大切さを痛感し、チームワークを強く意識するきっかけになりました。
その後、アリガッツグループのメニュー開発担当に着任しました。
きっかけは、上司からの推薦だったんですが、想定していなかったので、驚いたのを覚えています。
でも、どちらかというと、元々カフェに関心があったので、せっかくいただいたチャンスだと思い、挑戦してみようと決心しました。
「こなな」のメニュー開発では、多店舗展開していることもあり、これまでとは違って、よりビジネスを意識してメニューを考えなくてはいけなくて。
“チェーン店”って聞くと専門店や個人店と比べて敬遠する人もいると思うんですけど、全店で同じクオリティを維持する、そして維持する為のメニューを考えるってなると、すごく大変なんです。
そもそも「こなな」は塩を使わずにパスタを作るんです。その時点で、これまでレストランで経験してきたパスタの作り方と全く違う訳で。
実は、最初は自分も“チェーン店”に偏見があったんですよね。
でも「チェーン店でもこんなに美味しい料理が作れるんだ」って、「こなな」のパスタを食べて思ったんです。
だから、その美味しさを多くの人に届けられるように、日々、研究を重ねています。
これからについて
「いつか自分の「こなな」をつくりたい」
いつか自分の「こなな」を作りたいですね。
料理人なら、誰もが少なからず思っていると思うんですけど、
自分でゼロから考えたメニューだけで構成された「こなな」や、「こなな」に限らず新しい業態を自分でつくることができたら楽しいでしょうね。
現在の「こなな」のメニューは、「こなな」創業時に総料理長が考案した基本のレシピがあって、それをアレンジしている感覚です。
もちろん美味しいからこそ、何年経ってもベースとして残り続けているんですが、
「こなな」の命とも言える“おだし”や、基本のレシピを自分の手で作り上げてみたいです。
ポトマックの理念
まずは自分が“楽しい”“嬉しい”っていう気持ちを持って働いていないと!って思います。
自分自身がイヤイヤ働いている状態でお客さまを喜ばせても意味がない。
正しい働き方で、楽しく働ける環境で、お客さまを喜ばせたい。
そして、そういった働き方や環境を良しとする空気も大事ですよね。
ポトマックにはそういう環境があって、人ときちんと向き合ってくれるんです。
もう入社してから10年以上経ちますが、これまで相談したいことがあるって上司に伝えたら、どんなに忙しい時期でも、必ず時間をつくってくれますし。
忙しいとか時間がないとか、言われたことがないです。
きちんと向き合ってくれるところは、ポトマックの良いところだと思います。