「お客さまを喜ばせたい」という 仲間の想いに感染していきたい
- アリガッツ・こなな UNIT セクションリーダー
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五味 友美
Tomomi Gomi
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PROFILE
プロフィール -
1986年、神奈川県生まれ。巫女として6年間神社で働いた後、レコールバンタンへ進学。2012年に新卒採用でポトマックに入社という異色の経歴の持ち主。最初に配属された横浜「バルバラアターブル」で4年目に店長に昇格し、5年間勤務の後、2017年にアリガッツグループへ異動。「こなな自由が丘店」を経て、現在は「こなな」「ココノハ」のメニューMDを担当している。
趣味は漫画を読むことで、自宅の蔵書が300冊を超えた時期があるほどのコレクターながら、ダイビングやフラダンスなどアクティブな一面も。
入社のきっかけ
「巫女から飲食業界へ」
ポトマックには新卒入社なんですが、実は高校卒業後6年間は神社で巫女をしていました。
特殊な職業でもあるので、ずっと巫女を続けていくのか、自分が今後なにをしたいのかを同僚とよく話していましたね。
元々体が強い方ではなかったので、健康のために食事から見直そうと思ったんです。
食と向き合ううちに、ちゃんと勉強してみたくなって、巫女を辞めて、レコールバンタンという専門学校に進学しました。
学校ではカフェ開業コースで、料理を作ったり、コスト管理など数字や経営に関することなど、カフェ開業に関する幅広いことを勉強していました。
ポトマックとの出会いは学校にきていた求人なんですが、女性社員が多くて、女性が活躍している会社だというところが決め手でした。飲食業界はやはりどこも男性が多くて、男性が活躍している印象が強かったんです。
その中でもポトマックは、採用担当の方が「飲食業界は女性の目線、感性が大切。一緒に頑張りましょう!」と言ってくれたので、自分が活躍できる場所があるかもしれないなと思って入社を決めました。
キャリア
「シェフと話す時間が、仕事への考え方を変えるきっかけに」
始めに配属された「バルバラアターブル」で、4年目に店長になりました。
最初の頃は店長業務をこなすことに必死でしたが、しばらくしてシェフが替わり、店舗のメニュー作りに深く関わるようになりました。
以前は出来上がった料理に対して、多少、希望を出すことはあったんですが、シェフと一緒に話しながらメニューを作り上げていくという経験は、自分にとって大きな転機になりました。
言い方が良くないですけど、簡単に言ってしまうと、それまではお店のことをどこか上辺だけで考えていたんだと思うんです。
だけど、シェフと話す時間が増えていく中で、お店のことをすごく考えるようになりました。
シェフも耳を傾けてくれて、意見を反映して試作してくださるんで、自分ももっと知識をつけなきゃ!と思うようにもなりましたね。
メニュー作り以外でも、自分にできないことがあることで、周りのスタッフに迷惑をかけたり、嫌な思いをさせることがないように、どんどん自分がスキルアップして、みんなで笑顔になれるお店にしたいと思うようにもなりました。
その後、2017年にアリガッツグループに異動になり、「こなな自由が丘店」に配属された後、現在は主にアリガッツグループ全店のメニューMD(内容、販売時期、販促方法などの取りまとめ)を担当しています。
季節ごとの新メニューを考えることは「バルバラアターブル」の時にも関わっていましたが、アリガッツグループでは、こななやココノハといった多店舗展開しているブランドがあるので、地域や客層、条件が異なる全店舗で販売できるメニューを考えるのが難しく、日々、勉強中です。
これからについて
「夢はポトマック全店制覇」!
EASTからアリガッツグループに異動して、仕事内容の多様さに驚きました。
それまではホールの仕事だけで良かったのが、ブランドによっては、キッチンもホールもこなさなくてはいけない。
専門学校でも料理を作ってはいましたが、キッチンに入ってみて、自分は接客の仕事が好きなことを再確認したんです。
違うブランドに異動してキッチンの仕事をやってみたからこそ、気付けたことだと思います。
どうしても、同じ店舗で同じ仕事を続けていると、その仕事が好きとはわかっていても、それが本当に好きかどうかわからなくなったりすることってあると思います。
私の場合は、環境が変わることで、自分が本当に好きなことに気付くことができました。
無謀なのを承知で言うと、将来はポトマックの店舗で半年ずつ働いて、全店制覇したいです!
そして、楽しみながら原点に戻って全店制覇した経験を元に、悩んでいるスタッフがいたらいろいろな側面から支えてあげられたら良いなと思っています。
ポトマックの理念
“ENJOY”とは、“お客さまを楽しませたいという想いが感染していくこと”だと思います!
以前、おばあちゃんと娘さんとお孫さんの親子3代で来店された方がいて、お話していたらその日がおばあちゃんの誕生日だってことがわかりました。
折角だからなにかお祝いをしたいなと思って、どうしたら喜んでくれるか他のスタッフと一緒に考えて、ちょうどデザートを注文されたので、プレートにメッセージを書いてお祝いしたんです。お客さまはすごく喜んでくださって。
その時にアルバイトスタッフの一人が「初めて感動しました」って言ってくれたんです。
自分の中でお客さまに「喜んでもらえた!」っていう満足感は感じることはできても、それをスタッフと一緒に共有できる機会って意外と少なくて。「喜ばせたい」という気持ちと、その過程を同じ温度感でスタッフと共有できたことがすごく嬉しかったんです。気持ちが感染した瞬間でした。
これからも自分から想いを伝えていきたいし、スタッフの想いにも感染したいです。